この記事では、「注文住宅の家づくりの流れがわかる11ステップ」をご紹介します。
多くの人にとって、住宅の購入は人生で一番大きな買い物ですが、「家は3回建てなければ成功しない」とも耳にします。
これは家づくりの情報が不足していた過去の話であり、今はインターネットで情報が簡単に集めることができるようになりました。
情報収集が簡単になった分、事前の情報収集をするかしないかが満足のいく家かどうかをわけるポイントです。
実際に情報収集を始めてわかったことは、自分がわかりやすいと思う家づくりのサイトやブログがありませんでした。
そこで自分で作ることにしたのが、「注文住宅の家づくりの流れがわかる11ステップ」です。
タップできるもくじ
1.情報収集
まずは住まいの希望やイメージを固めることが何よりも重要です。
1-1.家族で住まいの希望やイメージを話し合う
・なぜ家を建てたいのか?
・どんな家を建てたいのか?
・どこに建てたいのか?
・いつ建てたいのか?
・いくらで建てたいのか?
この希望やイメージが固まっていないと住宅展示場の見学であれもいいなこれもいいなとなったり、ハウスメーカーの営業担当のこんなのもありますよの一声でなびいてしまいます。
こんなはずじゃなかったのにと夢のマイホームを建てるはずが悪夢のマイホームになりかねないので、家族での話し合いは納得のいくまでやりましょう。
1-2.資料請求
話し合いが済んだら資料集めです。
個別に資料を集めるのは数が多く時間もかかるので、一括資料請求がオススメです。
1-3.ネットで口コミチェック
資料で集めた情報の口コミを調べます。
資料に書いてあるのは良いことだけです。
実際の利用者の声で良し悪しを把握しましょう。
口コミの情報を100%信じるのはオススメできないので参考程度にしましょう。
1-4.住宅展示場
実は住宅展示場は参考になりません。
建てたい家あるいは建てられる家とかけ離れているからです。
住宅展示場には、二世帯住宅のフルスペックの家が並んでいます。
金額にして1億円前後の家が並んでいると思ってください。
まさに夢のマイホームが並んでいるのですが現実に建てたい家は違いますよね?
住宅展示場でやることは、集めた情報の正否を自分の目と耳と肌で感じることです。
2.ハウスメーカーへの相談
希望を伝え、具体的なアドバイスをしてもらいます。
敷地調査・役所調査の実施、敷地の制約条件を把握していく必要があります。
3.プランの検討
概算の見積書とプランを作成してもらいます。
インテリアや収納プランを伝えておけばより詳細な見積書がもらえます(メーカーによる)。
4.融資・返済計画の検討
住宅ローンを利用する場合、返済計画の相談をします。
5.契約
プラン・着工日・金額などを決め、これまでの打ち合わせ内容を盛り込んだ「建築請負契約」を結びます。
6.建築確認申請書の提出・住宅ローンの申込
建築確認申請書の提出、住宅ローンや性能評価制度の申込手続き
7.内装・設備仕様の検討
内装・設備仕様への要望を伝え、トータル・インテリアコーディネーションの相談をします。
8.変更契約の締結
最終的な工事の仕様が記載された見積書・設計図を確認の上、工事内容を最終決定します。
9.解体工事
近隣に対する工事開始の挨拶はこのタイミング。建て替えの場合、既存建物の解体と仮住まいの準備が必要。
10.着工
希望により、地鎮祭、上棟式の手配を実施。
11.完成~引渡し
完成した建物を引き渡し前に検査する。